【モノを手放す】身軽ノマドなライフスタイルを考えてみる|移住下見プランニング(2)

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移住先を探す下見旅の計画を立てるまでの整理ポイント第二弾。
前回は「100%プライベート時間?」という分岐に対して、仕事をしながらの下見のススメや、リモートワークする時の注意点などをご紹介しました。
https://kureha369.com/移住下見旅プランニング1|滞在中も仕事する人/

今回の記事はフローチャートの2番目の分岐「今の家をキープしておく?」についてです。

移住下見旅計画プランニングフローチャート
移住下見旅計画プランニング

長期滞在なら自宅を引き払ってしまうのもアリ

地方移住を考え始めてからいろんな本を読み、十人十色の移住の仕方があるんだなぁと勉強になりました。
慎重に下見を重ねて決める人もいれば、とりあえずエイヤ!で飛び込んでしまう人も。

いろんなスタイルの中の一つに、固定の拠点を持たないライフスタイルというのがありました。
自宅から旅に出るのではなく、スーツケース一つで土地から土地へ渡り歩く旅というか暮らし方です。

当初「たくさんの候補地を自分の目で見て移住先を決めたい」と考えていた私。
「使っていない間の東京の家の維持費がもったいないけどどうしよう…」と悩んでたときにサラリと「引き払っちゃえば?」とアドバイスしてくれた人がいたことと、
農家さん手伝いをしている身近な友人がまさにそういう生活をしていたことが重なり、東京の家を引き払って全国を旅しながら移住先を探すシミュレーションをガチでしてみました。

計算すればするほど、賃貸にしろ持ち家にしろ「自宅を所有する」って結構重たいんだなと。
帰ってこれる場所がある安心感がある一方で、いざ行動を起こすぞ!となった時に手放すまでのタイムラグ、実現までの膨大なエネルギーを消耗します。

最終的にはトータルで判断して断念したのですが、自宅を持たない生き方の選択肢もあると視野が広がったこと、世の中にあるいろんなサービスをうまく使うと決断の幅が広がると知れたことは良かったなと思います。

「地方移住やニ拠点居住先をじっくり探したい」
「いつでも動けるよう身辺を身軽に保っておきたい」
そんな人の参考になれば幸いです。

本文
kurehakureha
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自宅を維持するのは何のため?

しばらく人が住んでいない家を維持する意味って考えたことありますか?
よくよく考えてみると、「持ち物を安全に保管できる」以外に価値が思いつかないんですよね。
ということは、鍵がかかって雨風凌いで保管できさえすればもっとスペックが低くて安い空間で十分だし、
もっと言えば持ち物自体を減らせれば保管コストも下がります。

というわけで、荷物を預けたい or 減らしたい 時に使えるサービスを挙げてみます。

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普通のお引越ししたいときや、断捨離のお片付けの時も使えるね

モノを手放すマインドを作る

これから色々選択肢をご紹介します

が、その前に!

遠回りなようで近道になる手放すマインドの話をしたいと思います。

モノを減らすのってエネルギー要りますよね〜億劫ですよね〜やりたくないですよね〜…

めっちゃわかります。
私も引っ越しのたびに結構断捨離してますが、毎回「なんでこんなにモノが多いのか」とびっくりするし、超疲れます…

気持ちや頭の整理ができてないのに、無理矢理片付けを始めると絶対断念します。
(昔のアルバムや雑誌をパラパラして現実逃避して…とかw)

おすすめは、手放すのが上手いプロの考え方やモノとの向き合い方を先に自分自身にインストールしてから始めることです。
方法は、動画でも書籍でも音声でもなんでもOK!
引っ越しの時期がぼんやり見えてきたくらいから少しずつインプットを増やしていくと、無理なく「片付けしたいモード」に傾いてきます。

『捨てる贅沢』は折に触れて繰り返し読んでます。
「保管しているモノに対しても家賃を払っている」という視点は目から鱗でした。

こんまりさんの本にもめちゃくちゃ影響受けてます。
「プレゼントはもらった時点で役割は果たしている」
「縁があってこの家に入ってきたけど、役目を終えたらお礼を言って出て行ってもらっていい」
みたいな考え方を教えてもらって、モノを捨てる時の踏ん切りがつきやすくなりました。

あとおすすめはミニマリストあやじまさんのvoicy
https://voicy.jp/channel/1236
これを聴きながらゆるゆる片付けをすると「やろう」という気持ちになれます笑


もっと強烈にモノを所有することの意味を考えさせられるインパクトが欲しいならこちらをどうぞ。
映画『ノマドランド』「自宅を持たない生き方は「ホームレス」ではなく「ハウスレス」」という台詞にはハッとさせられました。
モノはあればあるだけ身動きを取りづらくすることに気づくと思います。


私はU-NEXTで観ました。ノマドランドは有料配信作品ですが、新規会員登録で600円分のポイントプレゼントがもらえるので無料で視聴できました↓
日本最大級の動画配信<U-NEXT>

モノを手放すのに使えるサービス

では、どんどん身軽になっていきましょう〜♪

  • トランクルーム
  • 一時荷物預かりサービス
  • 不用品回収
  • 中古品買取
  • フリマアプリ

トランクルーム

費用も結構なお値段かかるけれど、一番使い勝手がいいのはトランクルーム。
大物家具家電も含めてまるっと保管できるのが便利です。
いろんな業者があるけれど、いつでも(時間曜日制限なく)出し入れが自由(無料)かどうかは要チェックですね。
同じブランド同じ広さでも、立地によって料金が変わることがあるので注意です。
時期によってはキャンペーンでもう少し割引になることも。
値段を調べる時には周辺の拠点も含めていくつか比較してみましょう。

kurehakureha

例えば「キュラーズで2畳を借りる」場合、渋谷区では月に50,286円、目黒区で32,214円、八王子市で23,257円。結構違う…!

トランクルームならキュラーズ

一時保管サービス

大物は処分するので、小物だけ預けたい場合は一時保管サービスの方がコスパが良さげ。
「冬物衣料はかさばるから毎年サマリーポケットで預ける」といった普段使いをされている方に教えてもいました。
気になったので調べてみたら「月額保管料:250円〜」安っ!
指定の大きさのダンボールに入るものに限られる、取り出しに費用がかかるので頻繁な出し入れには向いてないなどの条件はあるものの、洋服や季節家電、本の保管に使い勝手は良さそうです。★

クレさんクレさん
狭い部屋の味方

クリーニングお願いしたまま次に使う時まで預かってもらうサービスもあります。
重いし場所とるし湿気やダニが心配な布団類、圧縮せずにふんわり保管したいブランドもののダウンコート類は専門のところに預けるのも手かな、と。

全国初!ダウンクリーニング専門店【HIRAISHIYA】

不用品回収

これを機に断捨離するのも超アリです。
また必要になったらシェアやレンタルって選択肢もあるし。

梱包して保管するまでもないものはこの際手放した方が後々楽チン。

大量にある場合は業者さんに一括で引き取ってもらうのが圧倒的に楽です。

うちは実家の片付けをしているときにひとつずつ処分しきれなかった時は、くらしのマーケット★で回収業者さんを読んでトラックに詰めるだけ詰めて持って行ってもらいました。一気に家をスッキリさせることができて満足

引っ越しや移住など生き方の転換期には、他に優先度の高いやるべきことがたくさんあるはずなので、楽できるところは楽しましょ。

不用品回収業者を探すなら!【エコノバ】

中古品買取

自分では要らないけどまだ価値があるであろう品物は中古品として買い取ってもらいましょ。
チェーン店よりは個人で営んでるちょっとオシャレ系のユーズドショップの方が少しいいお値段つく可能性あるかも。
ただし、大した金額にはならなくても、あまり気にしないのがオススメ。
(チェーンの古着屋に元値1~2万円の服4着売りに行ったら40円でした…)

捨てればただのゴミが、誰かの手に渡ればモノもその人もハッピー!環境にも優しい!という面にだけ目を向けるのが精神衛生上よろしいかと。

ブランド買取専門店ブランディア

送料0円の高価買取 BUY王(バイキング)

フリマアプリ/オークション

手間暇かかってもいいなら、フリマやオークションに出すのもいいですね。
出品や梱包は面倒だし、売れるまでに時間がかかる難点はあるものの、中古品買取業者よりも高い値段で売れることが多いです。(洋服とか本とかは特に)

あとマニアックなモノとか、非売品が取引されてて結構面白いです。
(セーラームーンが大人にブーム再燃してるの知らなくて、昔のオモチャを出品したら秒で売れてびっくりしましたw)

ユーザ数が圧倒的に多くて売れやすいのはメルカリ
(招待コード使うと500円分ポイントもらえます【QCGPUG】)

出品作業が面倒な場合は丸投げして楽しましょ出品代行サービスの【マカセル】

最後の手段

色々やったけどそれでも捌けない、時間切れになってしまった時はどうすればいいか?

実家に送りつける、という選択肢が取れる方はどうぞ笑
でもそれも保管場所を変えただけ。いつかは片付けなきゃならなくなるただの先延ばしなので、
ほぼ100%手放せる方法をご紹介します。

ジモティーで0円で譲る

ご近所の人とモノを譲り合えるプラットフォーム ジモティー
メルカリだと配送料がかかるものも、直接取りに来て貰えばかからないので安く設定できます。
でもあまりユーザが多くないのと、結構価格にシビアな世界の印象なので、おすすめは「無料で譲ります」です。
無料だと、めっちゃ早いです。
ちょっと壊れてたりしても大丈夫。
「え、こんなものが?」というものでも貰い手が結構早く見つかります。

kurehakureha
過去、映像の映らないテレビとか、割れたけど自分で補修したインテリア雑貨とか色々引きとってもらいましたw

お試しあれ

ジモティーhttps://jmty.jp

ご自由にどうぞ

最後の最後はダンボールに不用品を詰めて「ご自由にどうぞ」と書いて道端に置いておくやり方です。
これをいうと結構びっくりされる方が多いのですが笑
かなり有効で意外と楽しいですよw
「おお〜あんなものも誰かが持って帰ったんだ!」という驚きとか笑

このやり方は、上記メンタルのところで紹介した『捨てる贅沢』の本で知りました。
以来、引っ越しや断捨離のたびに実践してます。

海外の著者ですが、日本でも結構やっている人は多いです。
(ネットで調べると「やってみた!」レポートが出てきます)

最初はちょっとドキドキするかもですが、慣れればなんてことはないです。
別に悪いことしてるわけじゃないし、東京でも下町の方だとたまに見かけますよ。
(※ただし、人や車の往来に支障がない場所を選ぶこと、晴れてる日に出すこと、数時間後〜翌日くらいには自分で最後片付けること、何日も放置しないこと)

ジモティーやSNSで告知するとさらに集客力&捌け力アップかもしれません。


以上、モノを手放すマインド、サービス、最後の手段をご紹介してきました。
とことんモノを減らして自宅も手放す暮らしをする人のためのサブスク宿泊サービスもあるんですが、それはまた次回の記事で。


参考になる部分が少しでもあるとすればとても嬉しいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました!



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