2021年8月に東京から山梨県甲府市に移住しました、くれはです。
移住ホヤホヤです。
先日stand.fmで「移住しました!山梨県を選んだ理由」という音声を配信しました。
https://stand.fm/episodes/611f5249dd0924000661cead
ブログの方ではもう少し移住プロセスを詳しくご紹介しようと思います!
ゼロからの地方移住 4ステップ
まず、前提としては以下の通りです
- 単身者である(家族との合意形成が不要)
- IT系職種である(ネットがあれば仕事可能+独立予定=立地不問)
- 二段階移住である(まずは市街地、次に山間部の賃貸前提計画)
自分の意思決定になんのしがらみもないからこその4ステップだと思います
(ご家族や仕事上の調整、家の購入が絡む場合はもういくつかステップが増えそうですね)
さて、私の場合「いずれは自然の豊かなところに住もう」というのは
以前から漠然と考えていましたが、
実際に決意したのは、2021年2月(指が動かない事件の頃)
だったと思います
そして同年8月には山梨移住を実現
最初からきれいに整理できてたわけではないですが、
振り返ると、4つのステップに分けられてたことがわかりました
- 移住先の候補地選定(そもそもどこに移住するの?)
- 移住の最終覚悟(なぜそこ?ホントに移住?自分の中での腹落ち作り)
- 具体的な物件決定(いつ、どの物件に引っ越すのか?契約まで)
- 具体的な移住準備〜実現(元の家を引き払って現地に移り住むまで)
実際には1と2は同時進行で重なっていますが、
最終的には上記のような順番で確定していったようなイメージです
どれくらい時間がかかったか? 6ヶ月間の内訳
私の場合の1〜4までの進み方はこんな感じでした
移住先選びが一番時間がかかりました!
なんとなく「山梨いいな〜」
「もう少し探してこれ以上惹かれるとこがなければ山梨かな〜」
と、大体絞りこめたのは6月半ば
1. 移住先の候補地選定: 約4.5ヶ月
↓
やっぱり山梨だなと思い、候補地選びを終えたのが6月末
検討や下見をしながら迷ったり不安を感じたり自問自答の日々
自分自身で「今の自分にとってこれが最良の選択だ!」と
自信を持てたのは最後の最後でした
2. 移住の最終覚悟: 約0.5ヶ月
↓
では山梨のどの地域のどの物件にするか?
を検討して契約まで終えたのが7月半ばあたり
3. 具体的な物件決定まで 約0.5ヶ月
↓
その後、なんだかんだ東京の家の解約に時間がかかりました
その間に引越し業者の手配や荷造り、東京の友人との食事会など
ゆっくりできたのはよかったです
4. 実際に移住実現までに 約1ヶ月
↓
決意してから移住実現までの合計期間: 約6ヶ月
3はよほどの地方大都市じゃなければ、
そもそも物件の選択肢が少ないので、都内より選びやすいと思います。
田舎の方だと賃貸物件がないケースも多いので、物件待ちでもう少し時間がかかることがあると思います。
4は通常の引っ越しとほぼ同じ。移動距離が長かったり、離島だったりすると荷物が届くまでに時間やお金がかかったりすることがあるくらいですね。
問題は1、2だと思います。
「いいな〜とは思うんだけどね〜…」でなかなか実行に移せない人たちは前半で行き詰まっているのではないでしょうか。
これについては長くなるので、また次回の記事で!
プラスα 慎重に検討すべき地方移住の追加ステップ(案)
半年で縁もゆかりもない地方に移住するのは、結構早い方の部類に入るんじゃないかと思います。
少なくとも「慎重に検討を重ねて…」とは言い難いです。
(現地訪問は2回、いずれも夏のみ)
今回、結構楽観的なスケジュールで決められたのは、
・「地方」とは言え、県一番の市街地である甲府市を選ぶこと
・基本的には車を使わない生活を想定していること
・永住するつもりはなく二段階移住の一段階目の位置付けであること
・ダメだったらまた引っ越せばいい賃貸なこと
などの理由から、それほど慎重にならなくても大丈夫と判断しました。
(本当に大丈夫だったのか、はこれから検証していきます笑)
ただ、地方移住にもいろんなタイプがありますので、
選ぶ地域や移住目的によってはもう少しじっくり時間をかけた方がいいかもしれません。
以下、もし私だったらこうするなと思うポイントをご参考までに挙げてみます。
- 寒冷地の場合→最も寒い冬に耐えられるのか、現地滞在体験
- 田舎の場合→集落特有文化のリサーチ(新参者に対する許容度、自治会活動内容、ゴミ捨てルールなど)や人間関係のネットワーク作り(権力構造の確認、相談できる知り合い作り)
- 山間部の場合→山道の運転が問題ないか、雨の日や夜も試してみる
- 家を建てる場合→周辺地域の開発計画チェック、気候のクセと家のメンテナンス費用の算出、薪ストーブの維持費と薪の調達先の確保
- 現地で就職したい場合→その企業や社員に対する地域住民からの評判リサーチ、実際に働く社員の働き方や満足度インタビュー
- 現地で農業をやりたい場合→周辺農家への挨拶、気候や農作物の種類、これまでに起こった自然災害リスクの調査
今回はその辺を端折ってこれたからこその4ステップですが、
二段階移住の次の候補地選びの時には
より田舎の方に移り住む予定なので
「もっと綿密に準備しなきゃだな…」と思っています
この辺りの注意点などはこの本が参考になりました
誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書
まとめ
今回は経験談から、実際に辿った移住までのプロセスの全体像をご紹介しました。
- 移住先の候補地選定(そもそもどこに移住するの?)
- 移住の最終覚悟(なぜそこ?ホントに移住?自分の中での腹落ち作り)
- 具体的な物件決定(いつ、どの物件に引っ越すのか?契約まで)
- 具体的な移住準備〜実現(元の家を引き払って現地に移り住むまで)
また、私の場合は6ヶ月間でしたが、地域や事情によってはもっと短縮したり長期化したりすることがあると思うので、
使えそうなエッセンスだけ参考になる部分があれば嬉しいです。
もう少し深堀した内容は次回以降の記事でご紹介します。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!