36歳になるまで投資の「と」の字も
触れてこなかった超初心者のわたしが、
先日(2021年3月)人生で初めて投資を始めました。
(そしてこれからも続けていくつもりです)
この記事では、そんな変化が起きた
3つの理由についてご紹介します。
先に結論を書いておくと以下の3つです。
- 投資に対するポジティブイメージ
- 投資とうまく付き合っているロールモデルとの出逢い
- 「人間らしく生きる」こととのつながりの腹落ち
「自然との距離感を模索するこのブログでなぜ投資の話?」
と思う方。
安心してください!繋がってます!
過去の自分を含め、
「投資に少し興味はあるけど怖い…」
「投資なんて自分には必要ない」
と思っている人にこそ、読んで欲しい内容です。
前提(自己紹介):金融リテラシーは低いなんてもんじゃなかった
何を隠そう、数字アレルギーなわたし。
小さい頃から算数、数学大嫌い!なのです。
数字や数式を見ると、脳みそスイッチオフ!
頑張って理解することを拒否します笑
日常会話の中でも
「えーと、2万3千円を4人で割ると…?」
みたいな暗算が求められるシーンってありますよね。
あれも全力スルーです笑
そんなレベルなので、
金融リテラシーなんて全くもって皆無。
かろうじてやっていた、iDecoとかNISAとかも
お恥ずかしながら、内容はわからないまま申し込んで放置
という状態でした…。
節約も「した方がいいんでしょうね…」という
謎の他人事スタンス笑
決して経済的に裕福ではないですが、
離婚を経て形成された人生観は、
「将来に備えて我慢するより、今を心地よく楽しく過ごしたい!」
でした。
そんなこともあって、
お金に対するアンテナは錆びきっている状態でした。
きかっけ1:労働に対する対価について意識が高まった
そんな中、とあるきっかけで、お金(≒給与)に対して、
急激に意識が高まる事件が二つ起きました。
「タイピング事件」と「1420円事件」です。
一つずつ説明します。
タイピング事件
ある日指が動かなくなって、
タイピングができなくなりました。
普段の速さが「ダダダダダダダダダダ」くらいだとすると、
その時は「ポチ………ポチ……」くらいの落差です。
PC作業での酷使の結果です。
親指の腹〜手の甲〜ひじ下にかけての筋肉の重だるい疲労感と、
神経がうまく働いてない感じ、
思い通りに動かせない、力が入らない感覚がありました。
数日前から前兆はありましたが、
いざとなると、これは結構なショックと恐怖でした。
四六時中、PC使ってなんぼの仕事
→タイピングができない=致命傷
→どうやって食べていくの!?
状態です。
整形外科で骨と関節に異常がないことを確認して、
湿布貼りながら、なんとか仕事をこなしていましたが、
「このままの働き方じゃ身体が持たない…」
という強い焦りを感じました。
1日8時間以上、パソコンの前に座って操作し続けることの異常さ
にも気づきました。
人間の身体はオフィスワークに最適化された造りになってないから、
無理が来ているってこと。
30代半ばまでずっとPCを通して仕事をしてたから
当たり前になっていたけれど、
パソコンを使わずに価値を作る仕事をするべき
少なくとも今よりは短い時間で済むような働き方にしないと詰む
と考えるようになりました。
1420円事件
そんな折のもう一つの事件です。
会社の人事評価のタイミングで、一つ昇級したんですよ。
転職して半年間、がむしゃらに働いて
成果も出して、それなりに高い評価をもらえていたと思います。
なので昇級自体は「ですよね。正当なご評価ありがとうございます。」
って感じなのですが、
それに伴うお給料の昇給額が…
月額 +1420円
誤差なの?
桁一つ間違ってるの?
もうね、笑っちゃいました…
そして、とっても悲しくなりました…
正直、やってられないなぁと思っちゃいました…
そんなにしょっぱい評価なのか…
あんなに毎日歯食いしばって頑張って、
指が動かなくなるまで働いて成果出してたけど、
1420円なんだ…涙
もちろん、会社に雇われているサラリーマンですから、
会社の業績に連動するし、安定した給与をいただけることと、
頑張りがそのまま評価されることは
必ずしもイコールにならない構造であることも理解してます。
でもね、ものすごい脱力感でした。
しばらく、スーパーでもコンビニでもレストランでも
1420円が全部基準になって見えてました。
「1500円のランチコースか…
私の1ヶ月分の昇給額より高いんだなぁ…(遠い目)」
みたいな笑
今までどんぶり勘定派だったわたしが、
急にお金にシビアな感覚を持ち始めた瞬間でした。
そんなこんなで、
会社に属して労働で稼ぐことと、その対価について
疑問を覚えるようになった、というのが
投資に向かう理由の一つ目でした。
きっかけ2: やりたいことが見つかり、お金が必要になった
二つ目の理由は、
人生の夢がクリアになって、
実現に向けてのお金の足りなさを痛感したから、です。
去年の年末〜今年の2月末にかけて、
「自分のやりたい事ってなんだろう?」
を考えまくっていました。
「何を今さら、30半ばを過ぎて青い就活生のようなことを?」
と思う方は多いと思います。
でもわたしはいくつになっても遅くないと思います。
若い頃に思っていたやりたいことが、寸分違わず
今現在も同じ人はどれだけいるでしょうか。
自分で希望して転職&ジョブチェンジしましたが、
もともと「自分が向いていて一生やる仕事」とは思っていません。
キャリアの一つの通過点として捉えていました。
でも、改めて「じゃあこの先どこに向かっていくの?」
と考えたときに、
本当に心からやりたいことは何か?
人生をかけて成し遂げたい仕事はなんなのか?
がわからなくなっていました。
2020年の秋頃に中田敦彦さんのYoutube大学で見た、
『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という回が、
やけに気になっていて。
書店で見つけて購入し、
丸2ヶ月くらいかけて真剣にワークに取り組み、
自分の内面を見つめて掘り下げていました。
そうして見つかったのが、
「自然との心地よい距離感を提案し、
その人らしく生きられるようなサポートをしたい」
という結論に至りました。
(このブログもそのための一つの手段で運営しています)
やっと見つかった自分のやりたいこと。夢。
これを実現するために、
仕事にして価値を世の中に届けていくために、
さあて…と考えてみると、
「もっと資金があれば…」と思うことばかり。
(海外の森林浴行きたいです)
せっかく苦労して探り当てた自分の夢の原石を大事にするために、
今まで漫然と使ってきたお金を徹底的にセーブして、
もっと稼ぐ、今あるお金を増やす努力をしなければいけない、
と考えるようになりました。
これが2つ目のきっかけです。
理由1: 投資に対するマインドがポジティブに変わった
大きく2つのきっかけがあり、
お金に対する意識が高まっているときに、
今までの投資に対する苦手意識を変えてくれる出会いがありました。
「お金の大学」です。
もともとは友人や家族に教えてあげるために
作った初心者向けYoutubeコンテンツが、
多くの人に支持されて、チャンネル登録者数100万人を突破しています。
わたしは最初は中田敦彦さんのYoutube大学で
「お金の大学」の書籍を紹介されているのをきっかけに知りました。
そこで初めて「FIRE(経済的自立)」という概念を知りました。
両学長がとってもわかりやすく説明してくれること、
動画の本数は半端じゃなくて、(900本以上?)いろんなトピックで学べること、
経済的自由を広める活動に至った経緯や理念、人柄に惹かれて、
何本も動画を見ているうちに
いつのまにか感覚が変わっていました。
「お金は労働から対価を得るもの」
「金融商品の売買で利益を得るのは不純な稼ぎ方」
みたいな昭和の価値観がなくなりました。
副業、独立、起業、などのならびに当然の柱として
投資があり、心理的ハードルが下がりました。
理由2: ロールモデルが見つかった
元々の課題感をマッチしていたため、
副業や投資について情報収集を始めるなかで、
イケハヤさんにたどり着きました。
彼は、高知県の限界集落の山奥に暮らしていながら、
億単位の収入を稼ぎ出し、
1日3〜4時間程度仕事をしたら、
あとはのんびり…という、
超絶羨ましいライフスタイルの持ち主でした。
もちろん簡単に誰でも真似できるものではないことはわかっています。
でも、すごく希望の光を見せてもらいました。
都心の狭くて高いマンションで身体壊しかけながら働くだけが全てじゃない
地方で生活費を抑えてこんなにも豊かに暮らしていけるんだ
というお手本を見せてもらったことはすごく大きな発見でした。
ついでに(と言っては失礼ですが^^;)
イケハヤさんのつながりでしゅうへいさんにも繋がりました。
しゅうへいさんは会社を辞めて愛媛の島で
自分のビジネスを軌道に乗せている若い方です。
お二人が豊かな暮らしをしていること、
その暮らしを支える手段の一つに投資が入っていること、
これによってまたひとつ投資に対するハードルが下がりました。
理由3: 人間らしい生活の手段として納得した
最後に、先人達の勧める
投資というものが、
自分が目指す生き方を支えるものであることに気づいたからです。
わたしは、価値観の根底で、
人間らしく生きること
非人間的なことに苦しまないこと
が大事だと思っています。
毎日8時間パソコンの前で作業して身体を壊したり、
エンゲージメントの低い会社に属して
モチベーションが上がらない仕事を毎日頑張るのは
何のためでしょうか。
お金のためです。
生きていくのに必要なお金を稼ぐためです。
でも経済的に自由だったら?
自分の調子と相談しながら、
やりたい仕事だけに集中できます。
好きな時に公園で寝転んだり、
森林浴に出かけたりできる。
きちんと勉強して正しく投資すれば、
非人間的な無理な働き方をしなくても、生きていける。
これに気づいた時に、
「あ。投資しよ。」
決心がつきました。
まとめ
わたしが投資を始めた、きっかけの一つには、
指が動かなくなったり昇給額に愕然として、
労働で稼ぐことの肉体的・精神的限界を感じたこと。
そして、やりたいことが見つかるお金の必要性を感じたことがありました。
そして、投資に踏み出せた理由としては3つ、
投資に対するマインドが変わった(お金の大学)
ロールモデル(お手本)となる人の生き方を知れた(イケハヤ、しゅうへい)
人間らしい生活ができる手段として自分の中で腹落ちして納得できた
というお話をさせていただきました。
現在は、インデックス投資、テーマ株投資を始め、
ほんの少しですが利益が出ています。
仮想通貨やNFTにも挑戦しようと、
勉強中です。
(口座開設したけど審査待ち)
2021年の終わり頃にはある程度方向性を見定めて動こうと、
独立と移住も視野に入れています。
去年の今ごろは、前職を辞めた後で時間がたっぷりあったし、
コロナショックで下がっていたので
あの時から始めておけばよかった…
という思いはあります。
しかし、いろんな人や情報との巡り合わせで
今があるので、焦らず地道に投資経験を積んでいこうと思います。
投資に一歩が踏み出せない方の参考になれば嬉しいです。
関連書籍・動画・サイトのご紹介
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リベラルアーツ大学 Youtubeチャンネル
https://www.youtube.com/c/ryogakucho/playlists
中田敦彦のYoutube大学
イケハヤ大学
https://www.youtube.com/channel/UCKSSZYcoRHkrF6lkarKYZvg
イケハヤラジオ
https://voicy.jp/channel/585/all
しゅうへいラジオ
https://voicy.jp/channel/767