東京から山梨に物件を見つけて、さあ引っ越すぞ、までは行きました。
次は引っ越しです。
できるだけ費用は抑えたいが、
「そもそも遠距離引っ越しの相場と検討ポイントがわからない」
ですよね〜。
今回引っ越し業者を決めた過程でわかったことをまとめます。
引っ越し業社の比較ポイント
引っ越し業社の比較ポイント
- 電話orオンライン見積もりができるか
- 荷物は当日中に届くか
- 時間指定はできるか
「必ず作業員がお宅に訪問しないと正確な見積もりが出せません」という引っ越し業社もありますが、
正直、個人的にはわざわざ選ぶ理由がないな、と思いました。
- 訪問が必須=人件費がかかる=引っ越し費用に上乗せされる
- 訪問が必須=ユーザ目線不足=コロナご時世や引っ越し前のバタバタ事情よりも自社都合優先
- 訪問が必須=超重要最高頻発業務がシステム化されていない=非効率・古い体質で今後も時間を取られそう
- 訪問が必須=客の反応次第で見積もりを変える可能性=他社優位性に自信がないサービスだけど営業テクニクで生き残っている可能性(ゴリ押しされる懸念)
引っ越しを安くするポイント
引っ越しを安くするポイント
- 繁忙期(3~4月)を避ける
- 複数社から相見積もりをとる
- 発着地域が近いお客さんが既にいる日程にする
3番目はなかなか運よく見つけるのは難しいかもしれませんが、
もし日程に余裕があるなら「近い地域で他のお客さんの引っ越しとかないですか?もし同じ日にしたらもう少し安くしてもらうことは可能ですか?」と引っ越し業者に一度調べてもらい、提案してもらいましょう。
大体いくらくらい?概算の確認
今まで都内→都内の引っ越ししか経験がなかったので、
遠距離引っ越しがどれくらいかかるものなのか見当もつきませんでした。
以前福岡を検討していた時の情報収集で見つけた動画で、
都内からの移住経験者が「最初の見積もりが50万円だった」と言っていたので、
遠距離の引っ越しはどえらい金額がかかるという覚悟を持っていました。
甲府に物件を見つけた時点で、
「東京23区→甲府」はどれくらいなものかしら?を知るために
引っ越し侍という引っ越しサービス一括見積もりサービスを利用しました。
結果どうだったか?
金額的には7万〜10万程度という診断結果が出ました。
「まあそれくらいなら距離的にも金額的にもイメージできる範囲かな」という印象でした。
ただ、個人情報を入力する際、
「珍しくメアドではなく電話番号を2回入力させられるんだなぁ…」とは思っていたのですが…、
直後からものすごい勢いでガンガン鬼電かかってきました…!(> <)
見積もり直後の夜から速攻で鳴り止まぬ電話。
次の日から朝8時くらいから夜8時くらいまで毎日鬼電です。
仕事中にiphoneの電話が鳴ると連動してMacにも着信が通知され、
大変でした…
会議の前は電源をオフにしないといけないくらい仕事に支障を来たし、
最終的には見積もりをした各社全社に「電話をやめてください」
という依頼のメールを送りまくる事態になりました…(げっそり)
ただし、そのメールに対して2社だけお詫びメールを返信してくれた会社さんがいました。
そのおかげでたくさんの業者を一気に足切りして、
「誠実な対応をしてくれる会社から選ぼう」
という判断ができました。
どこの引っ越し業社に依頼する?3社相見積もり依頼
これまでなら引っ越し業社を予約して見積もり担当者が家まで来て見積もりをするのが普通でしたが、
コロナを理由に電話見積もりやZOOMでオンライン見積もりを引き受ける会社が増えていました。
相見積もりを依頼するにも、持っている荷物の量、旧居と新居の住所、引っ越し予定日を毎回お伝えするのは億劫です。せいぜい3社くらいが限度じゃないでしょうか。
今回の見積もりをした3社の比較です↓
A社 (長野山梨中心の会社) | B社 (超大手全国規模) | C社 (首都圏小規模) | |
対応日程 | 交通規制期間は受付NG | 交通規制関係なし | 交通規制関係なし |
ダンボール送付 | 15個 | 15個 | 30個 |
洗濯機取付費用(税込) | 7,700円 | 未確認(別料金) | 5,500円 |
荷物到着日 | 当日 | 5日後 | 当日 |
AM指定金額(税込) | 55,070円 (良タイミングにより指定料なし) | 94,512円 (基本料金+指定料16,500円) | 95,000円→85,000円 (閑散期につき 指定料値下げ) |
特にこちらからの値引き交渉はせず、
同じ条件を同じように伝えて、どう見積もるのかを見たところ、結構な開きがあることがわかりました。
特にB社の当日に荷物が届かない回答はびっくりしました。
同じ住所を伝えているのに、
B社は「170kmなので5日後にお届けします」
C社は「132kmなので当日お届けします」
という回答だったのはなんでだろう…?笑
A社はたまたま山梨から東京に移動したい引っ越しの方がいて、
うちと逆で日程もなんとドンピシャ!
おかげで「通常は時間指定料金をいただきますが、その日はちょうどいいのでサービスできます!」とのことで、一番お手軽価格(洗濯機設置費用込み・AM指定)62,700円(税込)を提示してくれたA社にお願いすることにしました。
そして、ちょうど2021年8月の東京オリンピック期間=交通規制がある期間8/9 か、規制明けの8/10か、で迷っていましたが、A社だけが「規制期間は東京エリアを受けない」という方針でした。
最初は「第一希望の引っ越し日8/9が引き受けてもらえないのはちょっと…」と思っていましたが、
よくよく考えると
オリンピック交通規制=非日常=道路状況が読めない=予定通り到着できない
ってかなりのデメリットしかない状況ですよね。
特にうちは猫もいたので、あまりに移動が長時間拘束されるのは避けたい。
そこもひとつポイントになって、A社にお願いすることにしました。
ご参考になれば幸いです。
2021/8/22 追記
結局交通規制期間明けで引っ越ししましたが、よかったです!
規制明け初日で高速が結構混んでましたが、通常よりプラス1時間くらい?で到着できました!
ただ、引っ越し作業が長引いて終わりました
9時半作業開始→14時完了
午前便で引っ越しをする場合は、
お昼を挟んで午後に長引くことがありますが、
完全に席を外して任せることはできないと思うので、
パンとかおにぎりとか用意しておくとよかったなと思いました!
ご参考まで