「やりたいことの見つけ方」キャリア相談を受けた話

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前職の友人から「キャリアについて悩んでいて、話を聞きたい」とのリクエストを受け、オンラインで話しました。

いやーこういう相談を受けるのは嬉しいものですね。

専門家でもなんでもないけど、自分がしてきた人生の選択に興味を持ってくれる人がいるのは、なんだろう…くすぐったい気もしますがw、「私でよければなんでも全力で答えるよ〜〜〜!」って思います!(頼られると応えたくなるのは長女のサガw)

キャリア相談の概要

彼の状況としてはこんな感じ↓

  • 30代半ば独身男性
  • 転職活動中(在職中)
  • 内定は中小企業〜大企業、外資系大手までいくつかもらっている+まだ選考中のものがある
  • 選択肢はたくさんあるが「この仕事を自分は数年かけて全身全霊かけてやりたいのか?」わからない
  • 今まで条件のいいところ、内定が出たところ、などの基準でキャリアを選択してきたが、それでいいのだろうか?と思いはじめてきた
  • 恥ずかしながらこの歳になってはじめて今後の長期的なキャリアを考えはじめた
  • くれはがどうやってキャリア選択してきて今独立に至ったのかが知りたい

とのこと。

30代半ばで会社を辞めた女のキャリアの軌跡

まず前提として
キャリアに悩むのは全然恥ずかしいことじゃない。
タイミングは人それぞれだから焦らなくていい。
むしろ30代ってそういうお年頃♪
と思ってるし、彼にも伝えてます。

その上で、

  • 私のキャリアはそれほど戦略的に積み上げてきたものでもない
  • 一つの分野をずっと極めたというより、広く浅くいろんな立場から経験を積んだ
  • ライフイベント(結婚・離婚)で強制的に分断されて消化不良になったものもある
  • だけど会社員を卒業したのは、指が動かなくなった時の恐怖がきっかけ
  • 健康や人生に責任を取るのは会社じゃなくて自分
  • どうせならやりたいことを自分の仕事にして実績を積み上げる形でやりたい

ということで、今独立に至っている、というお話をしました。

「やりたいこと」がない?

で、話題は「やりたいこと」へ。

彼から出てきたのが「自分はまだやりたいことに出会ってないから道筋が見えないんだ」
という言葉。

うーん分かる。そう思うよね。
まー確かにそれも一理あるかもしれないけど
でもね、10数年働いてきて、なんにもないってことはないんじゃないかと思うんです。
(彼はすごく努力家で実績も出している)

なので、
「出会っていないんじゃなくて、すでに出会っているんだけど名前がついていないだけじゃない?」と。
つまり、「人事」とか「デザイナー」とか名称がついているものはわかりやすいのですがみんながみんなそんな便利なラベルがついてるとは限らない。

「なんかこういう感じのことがやりたい気がする」レベルのモヤっとした感覚だと

言語化できず、捉え所がないので思考が進まない
キーワードがないので情報収集も難しい

ないものとして軽視してしまう
=出会っていることに気付いてない


これが起きてそうだな〜と思い、
一つの本を紹介しました。
(コンサルに向いてると言われましたw)

おススメの本「やりたいことの見つけ方」

超ド直球なタイトルw
世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方 人生のモヤモヤから解放される自己理解メソッド

私が出会ったきっかけは中田敦彦さんのYoutube大学でした。
気になる方はまずは動画で感じを掴んでみるのもありですね。


でももし本格的に取り組もうとするなら、本をお勧めします。
動画に取り上げられていない情報も多いし、書き込むスペースも結構あります。
巻末の200個くらいある分野リストや価値観リストに○×付けるだけでも自分の方向性が見えてきます。

「やりたいこと」=「一生続けられること」は勘違い

「やりたいこと」が分からない理由は、単に言葉の意味を知らないから

「直感的に」ではなく「論理的に」やりたいことを見つけ出す

「好きなこと」×「得意なこと」×「大事なこと」=本当にやりたいこと

世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方



「やりたいことがたくさんありすぎて時間が足りない!」という人にも、優先順位をつける思考の整理になると思います。


キャリアや働き方については色々考えていることがあるのですが、自分自身で実践しながらまた記事にしていきたいと思います。

少しでも参考になる部分があれば幸いです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!

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