地方移住で賃貸を探す前に読むべき記事〜気をつけたほうがいいこと5つ〜

東京から山梨へと移住するにあたり、
賃貸物件探し〜契約の中でわかったこと、もっと前に気づいていれば…!ということをまとめました。
地方から東京のケースや、同じ地域内でも共通することかと思うので、参考になれば幸いです。

物件探しは3ヶ月以上前から

これまで居住したことがない新しいエリアに引っ越す場合、
なるべく早め「ゼロからの場合3ヶ月以上前、理想的には半年〜1年前」
に動き出すことをオススメします。

一度1.5ヶ月前くらいに不動産屋さんに電話で相談したら
「物件を抑えられるのは最長でも1ヶ月なので、時期が近くなったらまたご相談ください」と
内見を断られたのですが、
素直に従って失敗でした…

不動産屋さんとしては現実味の低い段階で内見させるのは無駄なコストなので
避けたいのはわかりますが、
移住者は色々ハンデがある(土地勘ない&頻繁に見に行けない)ので、
1ヶ月で決めるなんてかなり荒技はやめた方がいいです。

引っ越しには膨大なエネルギーが必要。
心身ともに元気いっぱい・家にこだわりなし・お金も超余裕・土地勘もバッチリ・気候風土も深く理解済み
であれば、
「ダメだったらいいや」くらいの気持ちで
短期決戦でパッと決めてサッと引っ越し
でもいいですが、
大抵の場合は何かしら不足しているはず。

そんな時、頼りになるのが「時間(期間)」です。

今回の私のように、動き出すのが遅くて時間がなかったり(結局1ヶ月)、
他のこと(退職・引き継ぎ・独立準備・情報収集など)と同時並行だったり、
締め切り日(退職したらすぐ引っ越したい意向)などがあったりすると、
残された少ない時間・限られた選択肢の中で追い詰められていやが応にも決定をしなくてはなりません。

もちろん、余裕を持って動き始めても物件数の少ない地方では、
理想100%の物件を見つけるのは至難の業です(前記事参照)

が、
田舎なら人づてに家や大家さんを紹介してもらえることもよく聞く&経験済みなので、
ネットに載っていない家に巡り合う可能性も考えると、
人脈を作りながら家を探すのも選択肢を増やす一つの手段。

やっぱり焦って急ぐより、しっかり探す準備期間があると
精神的にも楽です。

クレさんクレさん
私、都内での引っ越し回数は結構あるのですが、
地方移住に際しては経験値ゼロ。
土地勘も時間もない中で、
イケてない対応しかしない不動産業者や担当者をチェンジする暇もなく、
物件のスペックに妥協ポイントや、納得のいかない謎のぼったくり特約付きで契約させられるものの、
選択肢1件では他にするという決断ができず、結果的に妥協…といった状況になったのはちょっと後悔でした(涙)
時間に余裕がある場合は、四季ごとに滞在しながらその土地の気候や暮らしぶりをチェックしてから決断できると理想的だよ
フクさんフクさん

土地勘のつけ方は徒歩か自転車で

住んだことのない地域、誰もローカルの友達がいないところに飛び込む時に困るのが、
土地勘がないことです。

もうこればっかりは、いくらネットで調べたりGoogle Earthで疑似体験しても無理。

実際にその土地を訪れて自分の目で確かめるしかないです。

大雑把な地域のカラーを把握するには車で。
走っている中で「チェーン店がひしめいているエリアだな」とか
「田んぼや農園が多くて歩いてる人がいないな」とか
感覚的な空気感を理解できます。

大体の地域を絞ったら、次は徒歩か自転車で。
特に、移住後車を持たない生活を考えているなら、
実際の暮らしに近いシミュレーションをしてみるべきです。

私の場合、「駅から徒歩1時間とはどういうことなのか?」
「ローカル線の本数が少ない暮らしとはどんな感じなのか?」
「夏は暑い・冬は寒いから大変」の意味が
実際に自転車で移動したことによってリアルに実感できました。

クレさんクレさん
私が行った7月前半の場合、気温と湿度はそこまでじゃないけど、日差しの強さが「刺さる」レベルで危機を感じたり、車道が狭くて歩道が凸凹だと全然速く走れないとかがわかって、その地域は諦めました!

徒歩だと長い移動はできませんが、
「お、ここのマンション良さそう」とか「目立たない素敵カフェ発見!」とか
足で稼ぐ情報が見つかります。

観光地ではレンタサイクルがあるのでぜひ利用してみましょう。

クレさんクレさん
甲府の場合は、市内のビジホが取り組んでおり、電動アシスト自転車が1日千円で借りられました。

物件の探し方は絞りすぎない

前記事でも書きましたが、田舎は賃貸物件数が少ないです。
また、都内とは違う価値基準(駅近<イオン付近など)で需要が決まっています。

最初は自分がイメージする希望条件で絞ってみて、
見つからない場合は条件を緩めてみましょう。

ちなみに個人的に譲れないポイントだった
「窓からの眺望が抜けているか」については、
田舎で土地も広いしきっとそんなに問題にならないと楽観視してましたが、
そうでもありませんでした。
高い建物がない=みんな2階建=同じ高さにお向かいさん
というケースが多かったです。

内見時の注意点

基本的なポイントは都内とそう変わりませんが、
地方ならではだな、と思ったのは以下のポイント。

  • 自治会費はいくらか?義務は発生しないか?(「賃貸の入居者の場合はドブ掃除ないです」が衝撃でした)
  • ゴミ捨て場所はどこか?(敷地内になくて地域の公民館に捨てないといけない場合がある)
  • (車を持つ場合)駐車場までの道幅は十分か?(軽じゃないとほぼ無理な細い道がある)

契約前の注意点

契約も都内と基本的には同じかと思いますが、
個人的にびっくりしたのは以下のポイント。

  • 不動産業者間で情報が筒抜け(相見積もりを取ったら最初の不動産業者から詰められました…こわw)
  • 冬季に水抜き(凍結防止)の処理をせずに破損した場合は、入居者が費用負担して責任を取ることになると契約書に書いてある

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