一昨年くらいまでは
「都心至上主義」「港区こそトップ」
みたいな空気だったのがコロナを機に一変。
急に「地方移住」「田舎暮らし」「二拠点居住」みたいな
ワードが注目を浴びるようになりましたね。
この記事では、そんなワードに「いつかは私(俺)も…」と
淡い憧れを抱いている、
都市部にしか住んだことのない人のために、
リアルな情報をご紹介します。
都会→地方移住の流れ
在宅勤務が浸透したい今は、
多かれ少なかれ、多くの人が
「家でこもって仕事するなら都心の高い狭い部屋じゃなくてよくね?」
「あ〜もっと家賃安くて広いとこに引っ越そうかな」
と一度は考えたことがありますよね。
田舎の独特なルールと人間関係の現実
気になっているテーマの情報って
無意識に引き寄せるんでしょうね。
たまたま書店をぶらついてて目に入ってきたのがこの本です。
いやー、この本はまさに目から鱗の
オンパレードで衝撃でした!!
「(なくても)東京に家があると言え」
(東京で使い物にならないクズが田舎に流れてくるなと思われる)
「根掘り葉掘り聞かれても正直に答えてはいけない」
(噂は光の速さで知れ渡り、自慢は反感を買い、村八分となる)
「数年だけお邪魔します、と言え」
(よそ者が気軽に地域に受け入れられると思ったら大間違い)
「挨拶回りと菓子配りの順番が命」
(何かを間違えて全員からあからさまに無視されても、挨拶はし続けなければ「礼儀のなってない奴」と評価される」
きわめつけは、
「都会の家は絶対に手放すな。よそ者は田舎では結局死ねない。」
がーん衝撃の事実…
田舎に住んだことがなくて憧れている人は、
まず読んだ方がいい一冊です。
意外とお金がかかる田舎暮らし
田舎暮らし憧れ層がトップ3には必ず入れるであろう
「生活費が劇的に安い」というメリットにも
待ったがかかっています。
『お金の大学』が大ベストセラーになっている両学長の動画でも
意外に都会ではかからないお金がかかる現実を解説してくれています。
人口が少ない地域にはその地域のカルチャーがあり、
人間関係のしがらみや税金関係、格安サービスがないことなどを考慮すると、
意外と生活費は安くないようです。
住宅の修繕費 (安い家と土地には理由がある。)
車代(一家に一台ではなく、一人一台。車検や保険も)
燃料代(基本車生活、移動距離が長い)
国民健康保険料(人口が少ないと高くなる)
町内会費や自治会費(上手く付き合わないと生きていけない)
通信費(遅くて高い)
お返し(お返ししないと村八分リスク)お金にならない雑務が多い(草刈り、消防団活動、ボランティア)
第218回【ブームに罠あり】地方移住でお金持ちが遠のく3つの理由【お金の勉強 初級編】
一人勝ちが許容されにくい(助け合って生きていく文化)
なかなか厳しいですね〜
地方移住の成功者
一方で成功&エンジョイしている方ももちろんいます。
常に先進的なお取り組みで時代の先を行く
イケダハヤトさんが
『まだ東京で消耗してるの?』を
出版したのが2016年1月。
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当時は理解を示さず批判も多くあったが、
刺さる人にはとても刺さって反響が大きかったそうです。
イケハヤさんが住んでいるのは高知県の山奥の限界集落。
Youtubeで背景に映るご自宅が
とても広々してて、
木をふんだんに使った素敵なお家なんです。
Voicyで音声配信する後ろにも
小鳥の鳴き声が爽やかに混じっていたりして笑、
「いいな〜羨ましいな〜」と思ってしまいます。
直近では2020年1月にYoutubedeのイケハヤ大学で
「田舎暮らし 地方移住の現実」をテーマに語ってくれています。
少し前まではYoutuber、現在は仮想通貨投資家をメインに、
書籍出版の執筆、オンラインサロン、物販事業、VoicyやClubhouseなどの音声メディアなどで活動しているとのこと。
ネット環境があれば仕事ができる方は強いですね。
1日3~4時間の集中作業時間以外は
家族との時間、お散歩や野良仕事など
とてもバランスよくエンジョイしているようで、
素敵ライフのお手本だなと思います。
まとめ
都会に住んでいると、
大自然と近い距離感で暮らせる田舎暮らしに憧れを抱きますが、
現実的には人間関係、お金の面など
田舎ならではの苦労もあるのでよくよく吟味の上、行動に移した方が良いです。
「自分だったら…」と考えると、
女性の妙齢の独身は都会の方がいいんだろうなぁ〜と思いました。
田舎は男尊女卑、ステレオタイプな文化がバリバリ残っているとのことです。
人からどう言われようと関係ないですが、
煩わしいのは勘弁。
多拠点居住の一つの選択肢としての田舎、
居住は中小規模の都市部で、
などが現実的な選択肢になりそうです。
同じように検討している方の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでくださってありがとうございました!