青森県ではじめて(今のところ唯一)の森林セラピー基地であり、世界遺産にも登録されている白神山地エリア。
十二湖を歩いて森林浴をしてくるのが今回の夏休みでした。
ちなみに十二湖エリアは世界遺産認定地区ではないのですが、植生や景色はほぼ全く変わらないとのことだったのでアクセスの良い周辺地域でテクテクしてきました。
3泊で滞在したので丸2日間、各5時間ずつ、森の中で過ごすことができました。
自然欠乏症一歩手前でたっぷり補給できました。
身体の芯の疲れや緊張感が取れた気がします。
キョロロ
起点になるのは森の物産館キョロロ。
ここから一番有名な青池まで600メートルですぐ。
団体バスで来た軽装の方々も多いですが、対策はした方がいいですよ。※夏はめちゃ蚊に刺されます。
キョロロでは軽食(おにぎり、たこ焼き、唐揚げ、フランクフルト、ジュース、ビール、アイスクリームなど)を販売。
お弁当がないひとはこちらで調達可能です。(もしくは泊まってる宿に頼む)
お土産物も一通り揃います。
他にも地図上では「食」と記載のあるレストランなどもありますが、
私が行った時は基本やってなかったです。
事前に電話で確認するか、あらかじめ自分で用意しておくのが安心です。
私はバスまでの待ち時間、キョロロでビールと唐揚げで1人飲み会やって幸せな時間のつぶし方をしてました笑
森林セラピーロード トレッキングコース
1番のコース
1番のコース(緑色)は一番歩きやすかったです。
道幅も広く初心者向き。ブナ自然林エリアは背の高い木々の間をあるく気持ちのいいコースでした。
3番のコース
かなり細くて鬱蒼とした場所も含むので慣れてる人向きですが、3番(下の方のコース)もおもしろいです。
特に、金山の池の近くの展望デッキは誰もいなくて虫も少なく湖と木々と山々が美しくて最高でした。
距離はあるのでやや健脚向き。
ぐるっと回って1.5〜2時間くらいかな
4番のコース
意外と面白かったのが王池をまわる4番のコース(左上) 大人ひとりしか通れない道幅で、あまり舗装されてなかったり、崩れててロープ使って斜面を歩かないとならなかったり、怖く感じる人もいると思いますが、プチアドベンチャー感があって、私は楽しめました!
湖に一番近いのもこのコース。
湖面の光の反射を受けた木々は綺麗だし、羽が黒くて体が青のカッコいいトンボに遭遇したり、他にはない体験ができました。
1周40分〜1時間くらいかな。
十二湖
青池は確かに美しいです。
でも沸壺の池も最高の美しさです。
個人的にはこっちの方が好きだった。
曇っていると濃い藍色。
太陽光が差し込むと鮮やかなコバルトブルー。
湖底に沈んだ木は温度が低くてプランクトンも少ないためか、腐らないんだそう。
潜って探検したくなるような、人を惹きつける魅力のある池です。
森林セラピーガイド
ひとりで歩くことももちろんできますが、
せっかくならガイドさんをつけて地元の話を聞くのがおすすめ。
森林セラピーの勉強になるかなと思って今回森林セラピストさんにプライベートツアーをお願いしました。
先輩ガイドさんは「なんだ同業者か」(まだです笑)ということで、
とてもよくしてくれました。
葉っぱの香りを嗅ぐ、山菜を食べてみる、風を感じる、鳥の声を聞く、森の空気を深呼吸するなど、
五感を使って楽しむ工夫がされてます。
気になる方は是非通常のガイドさんではなく、森林セラピーのほうで頼んでみてください。