こんにちは。くれはです。
ちょっと落ち込み気味のタイミングで良い本を出会いました。
本業の方の話ですが、
ついこないだまで引き合いがたくさんありまして。
忙しいながらも充実してました。
(これでしばらくは食べていけると一安心してたんですがね…)
ところが4件の提案を送った後、それぞれの方からのメールの返事がスッと途絶えてしまいました。
「見積もりが高すぎた?」
「提案書がわかりにくかった?」
「今から確認連絡したら遅い?うざい?」
と、自分を責めて後悔する
ネガティブ思考のスパイラルに。
そんな中でたまたま見つけたこの本。
「会わずに売れるメール営業」
=まさに自分ができてなくてやりたいことだ!
ということで、読んでみることにしました。
結論、気持ちがちょっと楽になって、
「明日ちゃんと確認メールを送ってアクションを起こそう!」
と前向きに決められました。
この本がおすすめな人
・コロナ渦でテレワーク、ウェブ会議が当たり前になり、お客さんに直接会えないビジネスマン
・訪問営業していた時より商談数や成約率が下がってしまった営業担当者
・独立して自分で案件を獲得する必要があるフリーランス
・東京や大都市の企業の案件を受注した地方で働く人
・ビジネスメールに慣れていない新社会人
・キャリアにブランクのある主婦の方
ランサーズとかクラウドワークス、ココナラなど、
オンライン上のプラットフォームで仕事を受注したい人にも絶対役立つ!
どんな人が書いたの?
平野 友朗
一般社団法人日本ビジネスメール協会代表理事。
Amazonより
株式会社アイ・コミュニケーション代表取締役。
1974年、北海道生まれ。
筑波大学人間学類(認知心理学専攻)卒業後、広告代理店勤務を経て独立。
ビジネスメール教育・改善の第一人者として知られ、
メールに関するメディア掲載1500回以上、著書30冊。
メールを活用した営業手法には定評があり、
メールとウェブマーケティングを駆使して5000社の顧客を開拓。
メールスキル向上指導、組織のメールに関するルール策定、
メールの効率化による業務改善や生産性向上などに数多く携わる。
官公庁、企業、団体、学校での講演や研修、コンサルティングは年間120回を超える。
「ビジネスメール実務検定試験3級」「ビジネスメール実務検定試験2級」
を立ち上げビジネスメール教育の普及に尽力
32冊も本を出してる…!
ビジネスメール協会まで立ち上げた、メール営業のプロの方なんですね。
11,800人以上がフォローしてる著者のtwitterはこちら
https://twitter.com/hiranotomoaki?s=20
目次
第1章 メール営業の基本
1-1 メール営業は難しくない
1-2 メールはコミュニケーション手段の一つ
1-3 テレワークでメール営業は変わる
1-4 メールは届いている、読まれている
1-5 営業のメールとは
1-6 メールは個人のものではない
1-7 メールの“常識”は見られている
1-8 営業されたくないので営業はしない!?
1-9 メールは仕事の武器になる
1-10 メールは魔法のツールではない
1-11 メールを使わないほうがよいとき
1-12 ビジネスメールの基本の型
1-13 開封される件名の付け方
1-14 件名に書かないほうがよい言葉
1-15 誰宛てのメールか一目で分かるように
1-16 名前の間違いは信頼をゼロにする
1-17 会社名は必ずしも必要ではない
1-18 挨拶はコミュニケーションの基本
1-19 ワンパターンの挨拶にならない秘策
1-20 状況に合った名乗り方
1-21 メールの全体像が分かるように
1-22 目的を考えれば書くべき情報がまとまる
1-23 要旨で行動を促す
1-24 詳細を書く前に考えたいこと
1-25 論理的な文章が評価につながる
1-26 1回読んで理解できるように
1-27 レイアウトがメールの要
1-28 結びの挨拶でメールを締める
1-29 ワンランク上の結びの挨拶
1-30 次につなげる結びの挨拶
1-31 署名に書くべき情報とは
1-32 署名を付ける場所
1-33 宛先の違いを知る
1-34 宛先を正しく使い分ける
1-35 添付ファイルを正しく送る
第2章 メール営業実践編
2-1 メールを書く目的とは
2-2 曖昧な言葉を使わない
2-3 解釈は相手次第
2-4 具体的な表現で誤解を防ぐ
2-5 メールを送る最適なタイミング
2-6 リマインドメールもタイミング次第
2-7 メールを送るべき時間帯
2-8 返信遅れが評価を下げる
2-9 お客さまは本心を教えてくれない
2-10 メールで印象をコントロールする
2-11 営業言葉を使わない
2-12 「思います」を使わない
2-13 仕事につなげる一言を
2-14 敬語が苦手でもメールは書ける
2-15 人柄を伝えるメールを書くには
2-16 状況に合わせて言葉を選ぶ
2-17 できないときは、できないと伝える
2-18 人を動かすメールの書き方
2-19 情報の欠落をなくす
2-20 返事がもらえるまで伝え続ける
2-21 選ばれる問い合わせ対応
2-22 営業プロセスを考える
2-23 相手の真のニーズを読み解く
2-24 転送のルール
2-25 不明点は確認する
2-26 選ばれるためには接触回数が命
2-27 接触回数を最大化するために
2-28 ストレスなくメールを送るコツ
2-29 接触を維持するだけでも高評価
2-30 定期的なメールの送り方
第3章 メール営業応用編
3-1 アポイントメントを取る(会える可能性が高い場合)
3-2 アポイントメントを取る(会えるか分からない場合)①
3-3 アポイントメントを取る(会えるか分からない場合)②
3-4 フォームからの営業はOK? NG?
3-5 訪問が難しいなら、オンラインを打診する
3-6 アポイントメントが取れたら
3-7 面談(訪問)前日にはリマインドメールを送る
3-8 面談(訪問)後にはお礼メールを
3-9 提案書をメールで送る
3-10 お客さまから断られたときの対処法
3-11 断られても逆転ができるか!?
3-12 メールの返事がこなければ確認する
3-13 イベントや見学、お試しを誘う
3-14 メールでの料金交渉
3-15 依頼を受ける(承諾)
3-16 依頼を断る
3-17 感謝の気持ちを伝える
3-18 間違っていることはうやむやにしない
第4章 メール営業Q&A
4-1 いつまでフォローしたらいいですか?
4-2 お客さまが期限を守ってくれません
4-3 約束を忘れていました。どうやってお詫びをしたらいいですか?
4-4 食事をご馳走になりました。どんなお礼をしたらいいですか?
4-5 退職することになりました。メールをすべきですか?
4-6 偉い人はTOに入れるものでしょうか?
4-7 署名にはどんな工夫ができますか?
4-8 文章力を高める方法を教えてください
4-9 メールを速く処理できるようになりたいです
4-10 メールで考える時間を少なくしたい
4-11 入力速度を速くしたい
4-12 スマートフォン用にメールのレイアウトを変えるべき?
4-13 絵文字、顔文字は使ってもいいのでしょうか?
4-14 急な連絡をしたいのですが、自分のフリーメールでもOKですか?
4-15 仕事でLINEを使ってもいいのですか?
4-16 メールよりチャットのほうが効率はよくなりますか?
4-17 ショートメッセージを送ってもいいのでしょうか?
具体的なメールの文面とイラスト解説があるからわかりやすい!
2年前に出した『図解でわかる! メール営業』の改定版だそうです。
今日から真似できるメール営業のコツ
個人的にドンピシャで役に立った箇所をご紹介します。
メールの返事が来ない時の対処法
まさに今の状況の私…!
「自分が悪いと責めるのは早合点しすぎ」という一文に
ハッとしました。
そっか。
必ずしも自分がヘマをやらかしたわけではないんだ。
負のループで落ち込んでた暗い気持ちが救われました。
メール営業のコツ
— くれは@山梨移住&独立 (@kureha_369) November 30, 2021
「返事が来ないのは自分が悪い」と責めるのは早合点しすぎ。
返事が来ない理由はたくさんある
・届いてない
・返事をする必要がない
・気分を害した
・役に立たない提案
・迷惑メール
・見落とし
・返事忘れ#メール営業 #営業 #フリーランス #個人事業主 #副業 #複業
(↓具体例↓)
「図解でわかる!メール営業」より#図解でわかるメール営業 #読書 #ビジネス書 #営業スキル pic.twitter.com/HL9DoIpCxZ
— くれは@山梨移住&独立 (@kureha_369) November 30, 2021
提案が断られた時
既に断られる前提なのが弱気ですがw
これを見る前はあっさり引き下がる気満々でした…
(危なかった)
例)
— くれは@山梨移住&独立 (@kureha_369) November 30, 2021
「お答えいただける範囲で構いませんので、見送りの理由を教えていただけませんか」
「次の提案につながるヒントが頂ければありがたいです」
「今後お役に立てるご提案ができるように、見送りに至った経緯を教えていただけますと幸いです⁰」#メール営業 #営業 #フリーランス #営業スキル
関連書籍
なんてったって30冊以上出しているので、他にもたくさん著書があります。
メール文面考えるのになんだかんだ時間がかかっちゃっている人は、時短になる投資として
ビジネスメールを学ぶのもアリです。
まとめ
・「メールの返事が返ってこないのは自分のせい」は思いこみ早すぎ
・相手を責めない「受信の確認」という建前の催促は悪いことじゃない
例) 「メールをご覧いただけておりますか」 「念のための再度のお知らせです」
・提案が断られた時にあっさり引き下がると次の改善につながらない
・相手を不快にさせない聞き方で大事な情報を引き出すべし
例) 「お答えいただける範囲で構いませんので、見送りの理由を教えていただけませんか」 「次の提案につながるヒントが頂ければありがたいです」 「今後お役に立てるご提案ができるように、見送りに至った経緯を教えていただけますと幸いです」
簡単に会えないご時世、メールは今まで以上に大事な接点かも!と見直しました。
フリーランスは自分で営業しないといけないから、こういうこともたくさん勉強していかなきゃ!