本好きの聖地「箱根本箱」が最高すぎた話

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こんにちは。くれはです。
久しぶりのブログ更新、今日は先日行ってきた箱根本箱の話を語らせてください。

本が好きな人には全力でオススメしたい素晴らしきブックホテルです。

箱根本箱とは?

滞在中、本が読み放題のブックホテルです。
コンセプトは公式サイトからどうぞ

箱根本箱は「本との出会い」「本のある暮らし」をテーマにしたブックホテル。 「本との距離がぐっと近くなる」「本と一緒に暮らしたくなる」ような提案を館内に散りばめています。

新刊と古書、洋書あわせて約1.2万冊! 暮らしに彩りを添える6ジャンル、「衣・食・住・遊・休・知」を中心に選書し、ラウンジやレストラン、ショップなどとシームレスに「本のある暮らし」を提案します。

館内に置いてある本はすべて購⼊可能。『箱根本箱』は、本をインテリアとして捉えるのではなく、実際に「買える」ことにこだわった施設。日本初の「すべての本が実際に買える、本をコンセプトにしたホテル」です。

https://hakonehonbako.com/

素敵な本といっぱい出逢える

ここからは、実際に行ってみた私の感想を語ります。

箱根本箱のいいところは、とにかく本と出逢えること。

普段本屋さんで手に取らないジャンルの本も、ここなら気軽に読めます。

例えば今回はこんな本も読ませてもらいました。

  • 料理レシピ(普段見ないメキシコ料理とかハーブ料理の本格的なやつ)
  • 絵本(デザイナーの頭の中が覗ける大人向け絵本、YouTube大学で紹介されてた深い絵本)
  • 大きな図鑑(植物の細胞と顕微鏡レベルで写したやつ)

小説もエッセイもビジネス書も漫画も伝記も同じ棚に並んでいるのも面白いんですよね。
偶然の出会いがたくさん生まれます。

しかもラウンジ、廊下、休憩スペース、部屋の中、あらゆるところに本が置かれているので
館内を探検するごとに本との出逢いが止まりません!!(うれしい悲鳴)

出逢いまくった結果、私はこれだけ買って帰りました↓

  • 田舎暮らし、移住の本
  • コミュニティづくりの本
  • 森林関連
  • 玄米菜食の本
  • 身体感覚の本
  • 住宅づくりの本
  • 酒飲みのための随筆エッセイ
  • アル中小説
  • デザイン書籍
  • マーケティング関連の本

などなど
合計19冊もお買い上げw

滞在中に17冊、チェックアウト後にショップに寄ってプラス2冊購入
箱根本箱で出逢いを果たした本たち(選ぶ本に頭の中や価値観が出るよね)
kurehakureha

「これくらい買う人って結構いますか?」

アップロードした画像スタッフさん

「…だいぶレアです」

だそうですw

でも私こういうところ(ブックカフェとか)に来たらちゃんとこの場所で買うようにしているんです。

重いし家帰ってAmazonで注文した方が楽だし同じもの新品のものを手に入れられるけど。

でもそれをやってしまうと
この本との出逢いを提供してくれた場所、選書してくれたブックディレクターさんにリスペクトがない。

「ここに来たおかげでこんな面白い本と出逢えました。すごく価値のある場所をありがとうございます。」
っていうメッセージを伝えるには購入が一番だと思ってるので、敢えて買います。

あとは、
・また次に来た時に新しい本が入れ替わってまた楽しい本と出逢いたい
・ブックホテル事業が成功して全国に増えてほしい
という下心もあります笑

kurehakureha

買うかも、な人は荷物少なめに行きましょ

心地いい館内着やアメニティーも揃っているし、
実際に荷物はかなり少なめで済むはずです

持ち帰れなかったら、配送を頼むこともできます!

本好きにはたまらないポイント

ここからは、本好きな人には伝わるであろう私の熱量をばw

私は一人で行ってすごく良かったですし、他にもおひとり様客は2名くらいいましたが、
ご夫婦で来ている方もいて、素敵だなと思いました。

お互いに読書への熱量が同じくらいの人と一緒に行くのがいいと思います。

1. 読書席がいっぱいあって読み方が多彩

さすがはブックホテル。
読む場所もデザインされています。

本棚の中にある席が超萌えました…!
本と本の間を抜けて小さな隠れ家スペースがあったり
吹き抜けの天井近くの席は見渡す限り本棚の至福の光景。

他にも…

  • 頭を囲むような世界に浸りやすくなる背面の高いデザイナーズチェア
  • ビーズクッションでだらだらしながら読める2段ベッド席
  • かっこいい本が読みたくなる皮張りのソファ
  • お部屋の中はシンプルな木の椅子
  • ベッドで読みやすくなる壁面クッション
  • テラスで読めるアウトドアチェアなどなど…
kurehakureha

本がいくら好きでも同じ姿勢でずっと読んでると疲れますよね。


ここでは場所を変えればおのずと姿勢も視界も出逢う本も変わるので
まじでエンドレスに読み続けられます笑

2. 本と暮らしの連続性

レストランに近い場所には料理や酒にまつわる本

お風呂の近くには温泉やボディケアの本

シアタールームの近くには映画やアートの本

コーヒーコーナーの横にはデザインの本

窓から風情ある景色が見える小部屋には文豪の本
などなど


場所の特徴と本のジャンルが緩やかに繋がっている連続性があって、
暮らしの中に本が溶け込んでいるような、素敵な感覚でした。

kurehakureha

将来建てる家はこんな感じにしたい…!

3. 静かで集中できる環境

日中BGMはかかっていませんでした(食事の時はかかってたかも)
シアタールームでショートムービーを流していますが、無声映画です
お部屋にはテレビはありません
スタッフさんも控えめなトーンで最低限の案内であとは放っておいてくれます
他のお客さんも落ち着いている方が多い印象


とにかく余計な音がない


聞こえてくるのは
空調やボイラーが動く音
窓の外からは鳥のさえずり
それくらい

とっても読書に集中できます

気をつけるべきポイント

ほぼ完璧な箱根本箱さんですが、泊まったからこそ気づいた要注意ポイントも。

1. お酒の飲み過ぎは注意

今回、ディナーのコース料理に合わせてペアリングの6杯をつけるオプションを頼みました。
これはこれでめちゃくちゃ満足度高かったです!
(ニョッキと日本酒の組み合わせにノックダウン…佐々木シェフの料理のファンになりました!)

ただ、やはりお酒が入ると眠くなります笑

ベッドで本を読みながら寝落ち…も幸せなので良かったのですが、
ちょっともったいないことをしたかなあと。

kurehakureha

次回はアルコールは控えめにしてもっと読む時間を増やそうと思いました!

ちなみにノンアルのペアリングもやってます

2. 時間が足りない


今回は1泊2日で15時チェックインとほぼ同時に入り、
チェックアウトギリギリ11時に出たのでMAX滞在してたのですが…

全然時間が足りない!!

アーリーチェックイン、レイトチェックインが1時間2000円でできるのですが、
そんなもんじゃ済まないw

「こりゃ次回は絶対2泊だな」と固く決めました笑

3. 外界をシャットアウトしたくなる

滞在期間中は外界との連絡を絶っておくのを強くオススメします。

私は今回、うっかり2日目の早朝に仕事のメールを見てしまい、
対応を考えたり返信したり関係者に連絡するのに1時間くらい消費してしまいました。

「その時間、本読めたじゃん〜!」
という残念さもあるのですが、

それ以上に
仕事の現実モードに引き戻されてしまって本の世界に浸りにくくなってしまいました。

逆にいうと、1日目のご機嫌モードったらなかったのです笑

周囲には「電波の届かないところに行く」くらいの勢いで釘を刺しておくのが吉かと。

4. リピートの壁

実は、宿泊者限定で秘密の会員になれます
(※ウェブサイトには載っていないリピータープログラム)

この会員になると、泊まり方のバリエーションが増えるので、
とっても良さげです。

すぐにでもリピートしたいところですが、

山梨からだと車しかなくて、運転が苦手な私は入会はちょっと考えることにしました。

(東京方面からだと箱根は電車で行きやすいので羨ましい…!)

以上、箱根本箱の体験談でした。

あ。予約は公式サイトからした方がいいですよ。
ベストレートを謳ってますし、
次回系列ホテル含めて使える5000円クーポンももらえました!

まとめ


・本好きは箱根本箱に一生に一度は泊まるべし

・一人(or 同じくらいの本好きと)で行く

・2泊3日で行く

・外界の連絡はシャットダウン

・ディナーはお酒を控える

・スーツケースは空っぽでいく

気になった方はぜひ行ってみてください〜
公式HP貼っておきます

https://hakonehonbako.com/

余談)箱根本箱も文喫も選書は YOURS BOOK STOREさん

日本出版販売株式会社が手掛けるブックディレクション事業「YOURS BOOK STORE」に
ブックディレクターというプロの方がいらっしゃって。

箱根本箱の本も以前ご紹介した六本木の入場料のある本屋「文喫」も手がけていらっしゃるんだそうです。

https://yoursbookstore.jp/works/

「箱根はちょっと遠いな」って方は一旦六本木で感触を掴んでみるといいかもしれません。

過去記事:「六本木の有料ブックカフェ「文喫」を120%楽しむ方法」

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